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zoom RSS 今、大阪万博を思う〜愛知万博終盤を迎えて・・・

<<   作成日時 : 2005/09/10 11:18   >>

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■愛知万博がこの9月20日で終わろうとしています。
入場者が1800万人を超えたとのことですが、
残念ながら私は足を運ぶことも出来ず、このまま最終日を迎えそうです。

万博といえば、初めてアジアで開催された1970年の大阪万博。
私にとっては大学受験を控えた高校生のときでしたが、
世界というものに初めて触れたという大きな感激がありました。
今回手にしたDVD(公式長編記録映画。初めてのソフト化)は、
その時の感動を見事に今日に伝えてくれます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0008JH79A/249-9946837-1524344

■1970年3月14日の開会式、その日の朝は会場の千里丘陵がうっすらと雪化粧し、
時折粉雪が舞う寒い日だったようです。
分厚いコ−トを着こんで開会式に参加した人たちの映像から、その時の様子が伺われます。
かつて竹林だった会場用地の造成起工式、太陽の塔の黄金色に輝く頭部がクレ−ンで装着されるオ−プニングのシ−ンから、内外のパビリオンの展示、民族芸能をはじめ様々なパフォ−マンスなど閉会式までの183日間、入場者6400万人に及ぶ感動の3時間ドラマです。
 その一人に、開会式に向かって入口ゲ−トを通られるノ−ベル文学賞作家・川端康成氏の
在りし日のお姿もしつかりと捉えていました。
 
■その構成と映像からあらためて感じてのは、
月の石やハイテク技術を通して宇宙や未来への夢を追っていく中に、
陰画のように見え隠れする公害・環境問題、貧困と戦争という
まさしく「人類の進歩と調和」の裏側にある現実的な問題意識が底流に流れていたことです。
 それは地方自治体館と日本館に続いて最後に紹介される国連館への展開からも、
はっきりと汲み取ることができます。 
 ウ・タント国連事務総長が鳴らし会場に響き渡ったあの平和の鐘の音が、
今も私たちの心にも響いてくるようです。

■今ひとつ興味深かったのは、全体の音楽を間宮芳生氏が担当されていることです。
すでにコンポジションなど数々の作品を通し日本の音楽界を代表する作曲家として
確固たる地歩を築いておられたわけですが、そこに流れる音楽によって
3時間にも及ぶ一コマ一コマの映像に魂と感動が吹き込まれていくようです。
今では中ノ島に移転しすでに解体された万国博美術館を紹介する場面では、
合唱が取り入れられるなど、間宮氏ならではの面目躍如たる音楽手法が、
いたるところに駆使されています。
 会場の生の音や声(ささやきまで含め)を取り込みながら、DVD全体に流れる楽音が、
序曲にはじまる合唱・映像つきの一大交響曲といえるのではないでしょうか。

■ある時、当時「太陽の塔」を運営されていた諸岡博熊氏から、
苦労話も含め大阪万博についてお話を聞く機会を得ました。
 その講演会には少なからぬ若い方も参加されていて、後の意見交換では、
 「当時3歳でしたが、とても心を引きつけられた思い出があります。
  私にとっては、大きなエネルギ−をもらった博覧会でした。」
 「今まで石仏としてしか見えなかった太陽の塔が、ようやく生きてきた」
 との感想を述べておられました。
 今もなお、大阪万博が強烈なインパクトを与えていることにびっくり。
 と同時に、「思い出は、モノではない。やはり心でしか残らない。」
 と最後に諸岡さんが語られた言葉が、印象的でした。

■今この会場跡地は、太陽の塔を取り囲むように、民族学博物館、国際児童文学館、
そして日本庭園などの施設を核に格調高い佇まいを作り出し、
大阪に住む人にも、またむ大阪を訪れる人たちににとっても欠かせない地となっています。

 5千年後まで埋設されるタイムカプセルを紹介する国内展示館(松下館)の場面では、
石坂浩二のさりげないナレ−ションが入ります。
 「だけど、こんなに戦争ばっかりしていて、5千年後に人間はいるのかな
 最後に、お祭りが終わりひっそり静まり返ったパビリオン会場の風景に重ねて、
小学6年生男女二人の作文が紹介されてDVDは終わります。

 35年前この会場で繰り広げられた感動のドラマ、あのときの子どもたちの笑顔とともに、
この言葉をしっかり心に刻み込んだしだいです。

 http://www.expo70.jp/expo70.html

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、chikakeiと申します。
ツタヤでDVDを見かけて、ほしいなと思い手に取ったものの、購入には至りませんでした。
183日間、入場者6400万人すごいですね。
今の時代は、物があふれて、無感動・無関心の時代、愛知万博のテーマは、自然の叡智であることからも、大阪万博から35年経った今、人類が何をすべきかを考えなければならない気がします。
吹田に住み、万博公園にも近いので、DVD買って、まだ生まれる前の万博がどんなものか、見てみたくなりました。
chikakei
2005/09/10 11:37

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