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zoom RSS 本と映画とCD〜物語・映像・音楽〜

<<   作成日時 : 2009/09/26 11:14   >>

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画像「アマルフイ」 イタリアの都市の地名であるとともに、このスト−リ−の核心であるテロ計画の作戦名でもある。

イタリアを訪れた日本人観光客の母と娘。
突然、その少女が何者かによって誘拐される。
真相を追いかける外交官によって、思いもよらぬテロ計画が浮かび上がってくる。

世界遺産にも登録されているこの街には、こんな言い伝えがある。
「ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスが、愛する妖精アマルフィの死を悼んで、世界で最も美しい地にその亡骸を埋めて、この街を作った。(彼女を永遠のものとするために・・・)」というのだ。
そんなことから、この物語は、街の美しさとともに、どこか神話に込められた神秘的なベ−ルに包まれているような雰囲気を漂わせている。

イタリアの都市を舞台、時はクリスマス前夜、日本大使館、テロ計画・・・・
映画と本とでは、大枠の設定は同じでも、内容は微妙に違う。
何よりも、映画では、アマルフィの美しさ街の光景が存分に味わえる。加えてクライマックスのコンサ−トで歌われる「Time To Say Goodbye」のメロディがとても印象的だ。
映像と音楽という映画ならではの訴求効果を堪能できる。

それに対して、本では、テロ計画の真の狙いがどこにあったのかを、文字を通して追うことができる。
「今を生きる私たちの目にも、あの街は本当に美しいと思える。なぜなら、あの街には今もつてイスラム世界の影響が深く溶け込んでいるからだ。キリスト教徒の聖なる祈りの場であるドゥオモさえも、アラブ風の工芸模様を持つファサ−ドを備えている。裏手には、イスラム建築に特有の、尖塔をずらしたア−チで飾られた「天国の回廊」が造られている。(略)宗教を越えて、美しい街を作り上げていく。それこそが、我々の切なる願い。」

自ら命を絶ったテロリスの一人が最後に書き残した一通の手紙に記されている言葉が、彼らの真意をしっかりと伝えている。(映画と本とでは、設定が大きく異なる部分の一つ)
であるからこそ、映画を見てから本を読むのもよし。本を読んでから映画を見るのもよし、なのである。
   http://www.amalfi50.jp/index.html  (映画公式サイト)

   タイム・トゥ・セイ・グッバイ
    あなたと暮らしたこともない
    訪れたことすらない
    新たな場所で、私は生きていこう
    あなたとともに旅立とう 
    船に乗り、過去という海をわたり
    わかっているわ
    未来への旅立ちだということを
     あなたとともに 私は生きていく 
     ・・・・・               (訳:メディア総合研究所(映画パンフレットより))
    http://www.youtube.com/watch?v=5cTvd_CXpcM

 映画の副題である「女神の報酬」の意図を、音楽にしたような素敵なメロディである。
 私のように映画を見てから本を読まれた方は、
 読み終えて本のペ−ジを閉じたとき、美しい映像とともに、スクリ−ンに流れていたこのメロディが、心の中で静かに響いてくることだろう。


■アマルフィ海岸 世界遺産 1997年登録 イタリア/カンパ−ニ州
「イタリア南部、ソレントからサレルノまでの約30kmのアマルフィ海岸では、波の浸食で造られた断崖絶壁と深い入り江が見られる。この厳しい環境下で、840年頃に15の町が建設された。斜面にへばりつくような家々を建てた人々は、さらに聖堂や修道院を建造し、一年を通じて温暖な気候を利用してア−モンドやブドウ、多種多様な花を栽培した。町は9世紀末にアマルフィ海運共和国となり、10~11世紀には強大な海運都市として、ピサやジェノバ、ヴェネチアと肩を並べるほど繁栄した。自然の造った険しい断崖や入り江、人智の証である町のたたずまいは、イタリア随一といわれる景観美を誇るとともに、高い資産価値をもつ。」
   『世界遺産学検定公式ガイドブック2』 講談社より

■映画と本とを比べて・・・映画の台詞にあって、本には書かれていない印象に残る言葉から

 「英雄はこうして町を作り伝説になる。
  だが、そうではない人間には
  ただ悲しみを背負って生きていくしかない。」
                             (映画パンフレットでは冒頭のペ−ジで紹介されている)


アマルフィ
扶桑社
真保 裕一

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楽曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
「本と映画〜物語・映像・音楽〜」について 映画『アマルフィ 女神の報酬』の主題歌であり、劇中歌でもある「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」について。 ...続きを見る
南河内ファミリ−メッセ−ジ
2009/09/28 10:26

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