「価値ある幸せな人生のために」について「人間の究極の幸せは4つです。 愛されること、ほめられること、役に立つこと、必要とされること、 働くことによって愛以外の3つの幸せが得られるのです。 その愛も一所懸命に働くことによって得られるものだと思う。」 知的障害者とともにチョ−クを作って50年。 その実体験から生まれた中小企業の社長さんのメッセ−ジです。 読後、二つばかり印象に残ったことから・・・。 一つは、もともと「幸せ」「幸福」を意味する「福祉」についてのとらえ方です。障害者だからといって、単に施設で大切に保護されることが、必ずしも本人にとってよいとは限らない。一般社会に出て、企業で働き、社会で必要とされてこそ、本当の幸せといえるのではないか。人間の幸せは、ものやお金ではない、ということです。いわゆる「ノ−マライゼ−ション」や「共生」という考え方なのでしようが、それを「動物園で育った動物は、自分の生んだ子どもでも、育てようとしない。子育ての本能までも忘れてしまう。」という上野動物園「カバ園長」の言葉から、思いつくあたりは、敬服するばかりです。「施設は生活を、仕事は企業」というメツセ−ジが強い説得力を持って響いてきます。 いま一つは、この社長の体験談は、ややもすると障害者雇用という「福祉」の視点から語られがちですが、それにとどまらず、企業経営にとっての「ものづくり」という点からも、貴重な素材を提供してくれそうです。もともとこの企業の取り扱い商品は、黒板に字を書く時に使うチョ−クです。従来の石膏によるものでなく、粉の出ない、しかもホワイトボ−ドにも書くことのできる新しいチョ−クを開発。さらには、ホタテ貝の貝殻の再資源化にもつなげて、地域とともに歩む企業として発展していきます。 と同時に、「大切なのは働く人に合わせた生産方法を考えること」という視点から、知的障害者にふさわしい現場の作業工程を整えるために、細やかな改善をいくつも積み重ねていきます。こうした技術開発にチャレンジしていく経営者の姿勢にも、多くのことを学ぶことができます。しかも、その原点が「利潤追求」ではなく、「人間の幸せ」を追求するというところに、深い共感を覚えます。 ご案内のように、この本は、今年10月、鳩山首相の国会での所信表明演説、「居場所と出番」のある社会、支え合って生きていく日本、そんな脈絡の中で紹介されていました。「理念は現実に刻んでこそ」とある新聞社説でコメントされていましたが、少なくとも、志の高い経営をされておられる企業が、この日本にあることを知り、さわやかさと元気をもらうことのできた一冊でした。 |
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社会人に求められる原理原則とは・・・
「「働く」とは?「幸せ」とは?」について 「40年近くのキャリアを振り返ってみると、自分を支えていたものは、企業名でも肩書きでも、ましてや最終学歴でもなかったということに思い至りました。私を底辺から支えていたのは、「仕事をしながら身につけてきた知識」だった。不安定な雇用環境の中で、会社や職種、働く国が変わってもどうにか生きてこられたのは、仕事におけるシンプルな「原理原則」に則って働いてきたからです。」 ...続きを見る |
南河内ファミリ−メッセ−ジ 2010/01/24 21:53 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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このたびは、ブログにて大山泰弘さんの『働く幸せ』を取り上げてくださいまして、 |
『働く幸せ』公式ブログ 2010/01/07 11:53 |
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