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zoom RSS 宮沢賢治記念館を訪ねて・・・

<<   作成日時 : 2010/02/01 17:35   >>

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画像美しい雪景色を飛行機内の上空から眺めながら降り立ったいわて花巻空港。空港タ−ミナルに置かれていた一枚のチラシが、訪問のきっかけとなった。

JR花巻駅からバスで約20分。バス停から1キロほどの坂を上がった、山の中腹のとても見晴らしのよいところに記念館はある。

「宮沢賢治の深遠な思想と、詩や童話、教育や農村に展開した多彩な活動の理解は容易ではありません。宮沢賢治をめぐる環境、信仰、科学、芸術、農村、総合、資料、世界が見つめる賢治宇宙の8部門の展示から、宮沢賢治の全体像に近づこうと試みた。」(案内パンフレットより)
  http://www.miyazawa-kenji.com/index.html  

なぜ、こんな場所に?と思わないでもなかったが、展示を見終えてその謎が解けたように思った。周辺には、宮沢賢治童話館や、宮沢賢治学会の本部でもあるイ−ハト−ブ館などもある。まさしく、この地域一帯が、“イ−ハト−ブの世界”=心象の中のドリ−ム−ムランド(夢の国)を体感させてくれる絶好の場所なのだろう。

限られた時間であったが、とても素敵なお土産をいただいたような気持ちになり、帰路空港へと向かった。
途中、花巻駅の観光案内所で聞いた、こんな言葉が心に残っている。

「賢治は、『雨ニモマケズ』の詩に書かれているような貧しい生活ではなく、チェロを弾いたりレコ−ドを聞いたりするぐらいですから、当時としては比較的いい暮らしをしていたようです。とにかくオ−ルマイティの人です。いろいろとやることが多くて、おそらくほとんど眠る時間もなかったことでしょう。また、群を抜いてすぐれた人だったので、一般の農民たちにはなかなか理解されなかったようです。ある意味、賢治は、生まれてくるのがあまりにも早すぎたのではないでしょうか。」

この機会に「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「ふたごの星」など、いくつかの作品にあらためて目を通した。それら作品群の底流に流れる彼の理想「世界ぜんたいのまことの幸福」の意味あいが、今回の記念館訪問によって、少しつかめたような気持ちになった。
ふたごの星が銀笛で奏でる「星めぐりの歌」のメロディが、東北の冬景色の中から聞こえてくるかのように、今も頭の中で静かに響いている。




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