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zoom RSS “若者の感性・文化の結晶” 〜「現代学生百人一首」

<<   作成日時 : 2011/01/24 13:59   >>

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画像少々古い書になるが、正月明けの新聞コラムがきっかけで手にした。

東京の某私立大学の取り組み。本書あとがきを担当した同学広報課のスタッフによれば、創立100周年の記念行事として1987年に開始され、当初は一回かぎりの行事として完結させる予定であったが、好評につき以降毎年行われることになったそうだ。本書は、その10周年記念として1997年の刊行で、10年間(1988〜97年)の入選作1000首から選んだ珠玉の615首が掲載されている。

最初の年に応募した生徒がその時、高校一年生だったとしら、本書発行時には、すでに大学を卒業し、社会人として充実した日々を過ごしているであろうとも記されている。さらにそれから15年近くの時を経た今、まさしく来し方を振り返る年頃に近づいているであろう。
とはいえ、みずみずしい感性によって紡ぎ出された作品には、その時代、青春の一コマが切り取られていて、今読む者にも強く響くものがある。

印象に残った作品から・・・

  ■「来年は回復するよ」と言われつつ厳しさ増しゆく就職戦線      (大学3年1995東京)
  ■つらい時助けてくれたこの曲を記憶と共に今蘇る            (高校3年1996東京)
  ■ワ−プロをたたく速さと裏腹に知らず知らずに忘れる漢字        (大学4年1992東京)
  ■図書館に時はゆらりとたゆったって古代の地層の化石のようだ    (大学1年1996東京)
  ■ゆったりと読書の秋にひたりたい予習復習全部忘れて         (高校1年1988大阪)
  ■奈良に来て初めて会った阿修羅像わたし真奈ですどうぞよろしく   (中学3年1991東京)
  ■将来は「自分で決めろ」といいながら書き直させる進路希望      (中学3年1993山形)
  ■沖縄に米軍基地がある限り沖縄の心いまだなごまず          (高校3年1996沖縄)
  ■軍用機今日も飛び立つ嘉手納基地爆音聞くたび怒りが沸(たぎ)る (高校3年1997沖縄)
  ■さようなら何度も何度も呼びかけて柩の友と最後の別れ        (高校3年1989埼玉)

先日の新聞コラムには、今年24回目となる選考発表作品のいくつかが紹介されていた。

  ■先生がニコっとして言う「がんばるな」私の中で「がんばれ」になる  (高校3年北海道)
  ■「頑張って」背中に掛かるその言葉時に重荷に時に翼に         (高校1年東京) 
   ・・・・・
  ■おじいちゃんあんまりゆだんしていると王手しちゃうよまったなしだよ (小学2年東京)

「人生を一日にたとえるなら、明けゆく朝を生きる彼ら。逃げ足の速い青春を紡ぐ言葉は、三十一字(みそひともじ)というより、「サ−ティ−ワン」とでも呼びたくなる」とコラムには書かれていた。まさしく“若者の感性・文化の結晶”である。一度アクセスされてはいかが。

*現代学生百人一首:
「「百人百色 三十一字(みそひともじ)が奏でる色の音色 他の誰とも違う色。現代学生のものの見方、生活感覚を短歌に詠んでください。」                           
        http://www.toyo.ac.jp/issyu/  (同大学HPより)

*朝日新聞2011.1/19付け「天声人語」より


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