南河内ファミリ−メッセ−ジ

アクセスカウンタ

zoom RSS ♪TV初聞きの演奏会

<<   作成日時 : 2011/01/22 23:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

画像昨年来日したオルフェイ・ドレンガル男声合唱団の演奏会(2011.10/9東京オペラシティホ−ル)をテレビで見た。“世界最高の男声合唱団”ともいわれる合唱大国スウェーデンを代表する合唱団だけあって、感動の一言。

(演奏曲目)
「オルフェイ・ドレンガル賛歌」(ベルマン/アルヴェ−ン編曲)/「夕べ」(アルヴェ−ン)/「身震い」(ホッシ)/「ゴンドラの舟人 D809」(シュ−ベルト)/「ニュートンのアメイジング・グレイス」(チルコット)/「幼き頃の思い出」(トルミス)/「子守歌」(ヒルボリ)/「“マリットの歌”から“ヤギよ坊やの所まで”“私が好きなら”」(−テ−シェン・ベリエル)/「オストラヴァ」(イェレミア−シュ)/「食え 飲め 遊べ」(メルネス)/「黄金の光」(ウィテカ−)/「合唱のためのコンポジション 第6番から 第2楽章」(間宮芳生)/「アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り」(プ−ランク)/「カオヤイの歌う猿たち」(ヤン・サンドスムス)/「ヴォカリーズ」(ラフマニノ、ロウ/スンド編曲)/「歌劇“清教徒”から“私は愛らしい乙女”」(ベルリ−ニ、スンド編曲)/「歌劇“オリー伯爵”から“飲もう早いとこ飲もう”」(ロッシ−ニ)
(アンコ−ル)
「さあ 大いに飲もう」(スウェ−デン民謡 スヴェドブス編曲)
「荒城の月」(滝廉太郎/リンド編曲)

まず驚いたのが、この合唱団の創立が1863年ということ。なんと日本では江戸時代の終わり幕末の動乱の時期である。この合唱団を世界的なレベルまで引き上げたのは、1951年から当団の指揮者に就任したエーリク・エーリクソンの功績に負うところが大である。バロック・ロマン派から近現代の作品に及ぶ幅広いレパ−トリ−からは、伝統を今に受け継ぎつつ、創造の成果を着実に積み重ねていることが伺える。

また、2008年からだそうだが、男声合唱を女性が指揮していることも注目された。演奏が始まるやいなや、およそ“女性らしさ”というイメ−ジとは違い、絶妙なタクトから紡ぎ出される力強い音楽に、心が揺さぶられた。

さらに、演奏会の進行役を務めた団員が、不慣れな日本語でアナウンスするという演出に、とても好感が持てた。おそらくロ−マ字で書かれた原稿を読み上げていたのだろうが、「みなさんこんばんは。(略)自分が日本語で何をしゃべっているのかさっぱりわかりません。」と額の汗をぬぐうそぶりをし照れ笑いしながらの語り口には、思わず客席から笑い声が起こっていたが、それによって瞬時にして、ステ−ジと客席との距離を縮めることができたのではないだろうか。

印象に残った楽曲から・・・
○お楽しみコ−ナ−として演奏された3曲。
・「食え 飲め 遊べ」(メルネス作曲)
  ♪食え 飲め 遊べ 死後に快楽なし 
   食べて 飲んで 楽しんで 死んでからではもう遅い(日本人により日本語で)
 ハ−トマ−クをデザインした赤いエプロン姿の三人が登場し客席からどよめき。
 テ−ブルの上のコップ、茶碗、スチ−ル製のケ−スをスプ−ンなどの料理道具で叩いてリズムを刻む。
 歌い手は手でホッペや胸をたたきながら歌うというパフォ−マンスも。
・「黄金の光」(ウィテカ−作曲)
 歌い手がステ−ジから降りて、客席を取り囲むように配置しなから歌うシアタ−ピ−ス。
・「合唱のためのコンポジション第6番から第2楽章」(間宮芳生)
 日本人による楽曲が世界に通用することを目の当たりにすることができたようだ。

○CDのタイトルにもなっている「カオヤイの歌う猿たち」(ヤン・サンドスムス作曲)
 太古の昔から森に住む類人猿の様子をヴォカリ−ズで表現する。変幻自在に猿の声が聞こえてくる。「アハッ アハッ・・・」猿の息づかいのような鳴き声が耳に飛び込んでくる。最後には、猿のマスクをしたセンタ−中段のメンバ−に視線が集まる。

○ソプラノのソロをまじえての男声合唱曲。
・「幼き頃の思い出」(トルミス作曲)
・「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ作曲 ロウ/スンド編曲)
・そしてアンコ−ルで歌われた「荒城の月」(滝廉太郎作曲 リンド編曲)

各曲の演奏が終わるたびに客席から送られる拍手から、また時折、ステ−ジ上のカメラが、指揮者の映像の後景として映し出す客席の人たちの表情からも、素晴らしい演奏に満たされているのが伝わってくる。
演奏終了後には、指揮者の合図にあわせて団員がなんどもお辞儀をして客席に感謝のメセ−ジを送っていた。ステ−ジと客席の間に目に見えない温かい交歓が行われているのが映像を通して伝わってくる演奏会であった。
TV放映された東京での演奏会の翌10/10には、大阪ザ・シンフォニ−ホ−ルでもあり、ライブで聞けなかったのが悔やまれてならない。

*NHK教育テレビ「芸術劇場」2001.1/21
  http://www.nhk.or.jp/art/archive/201101/03music.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ゆく年くる年〜新しい音楽体験を通して
「ゆく年くる年」について 死者:1万5844人 行方不明:3451人(2011.12.29現在) 東北大震災の痛ましい記憶を残しつつ2011年が終わろうとしています。 ...続きを見る
南河内ファミリ−メッセ−ジ
2011/12/30 22:11

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
♪TV初聞きの演奏会 南河内ファミリ−メッセ−ジ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる