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<<   作成日時 : 2011/02/28 11:38   >>

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画像過日、仕事の関係で明石に行く機会があり、その足で兵庫県立図書館に立ち寄りました。

その郷土資料室の阪神淡路大震災関連のコ−ナ−で、たまたま私の母校であるK学院の『震災記』が目にとまりました。

 「目覚め前の眠りの中、轟音とともに、体が激しく揺すぶられた。
 連休も終わり、今日から入学試験の本格的な準備が始まるという日だった。
 目を覚まされた私は訳が分からなかった。・・・」

と巻頭「はじめに」でK先生が記されています。

本文の前には、被害を受けた新校舎の無惨な姿をとらえた幾枚ものカラ−写真があり、あらためて震災の凄まじさが生々しく伝わってきました。被災の翌年1996年、近隣の被災住民の方から、学校あてに送られてきた年賀状には心を打たれました。それによれば、避難所になった体育館の存在が「砂漠のオアシス」にも似て、地元住民にとって安らぎの場になっていたと、お礼のメッセ−ジが添えられていました。

また、臨時休校、入試日程の変更等に追い込まれた当時の緊迫した状況が、様々な資料と共に詳しく記載されていました。その中に、こんな記述がありました。

 「学年末考査の中止。試験をするよりも一時間でも多く授業をしたかった。
  K生たる者、試験があるなしに関わらず勉強するはずであるという教員の思いの現れであった。」
「授業を大切にする」K学院のモット−そのものだというのです。

編集にあたっては、当時校内出版委員会の顧問Y先生の並々ならぬご尽力があったと拝察されますが、単に学校関係者にとどまらず、広く震災の記憶をとどめる貴重な資料と受け止めたしだいです。

折しも、地域文化遺産としての阪神淡路大震災時の資料保全に市民との協働ネットワ−クで、研究・実践をされている某大学教授のお話を聞いた直後でした。そのお話によれば、「地域文化遺産とは、その地域の記憶をその地域において次の世代に引き継ぐ、地域にとってかけがえのないもの。豊かな地域歴史文化なくして、災害文化の形成はない。」とのこと。

貴重な本資料の取りまとめの労に当たられた関係者の皆様に敬意を表するとともに、ぶらりと訪れた私をその資料と結びつけてくれた図書館に感謝します。
被災により亡くなられた多くの方々のご冥福を祈りつつ・・・

    *掲載写真は兵庫県立図書館の前景 (K学院卒業生ML投稿を一部修正)

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