新たな「本=人」との出会いを求めて
今年は国民読書年。本とは?読書とは?あらためて考えてみるのに恰好の書である。
■“経済界切っての読書家”といわれるだけあって、その迫力、慧眼に感服する。
いくつか印象に残った言葉から・・・
○「人間はあらゆる情報の編集でできている。」「読書によって編集された私。」
人間は、今まで読んだ本に編集されてでき上がっている。
○本は読むまで気がつかなかった自分の一部につながる“外部装置”。
自分探しすること自体が人間の最終ゴ-ルではない。
過程を通じて自分という存在に深み、厚みが加わってくる。
そして「自分探し」を通じて自分という人間が完成に少しでも向かうのだ。
○年齢を重ねるにつれて、人は、自分が好むもの、共感するもの、理解できるものへと偏っていく。
あたらしい考え方が次第に入らなくなっていくと、
判断も仕事の内容も柔軟さに欠けてくることは間違いない。 →本の食わず嫌いをするな!
■自分の読書生活の参考にしようかと思うと、いささか躊躇してしまいそう。人には、それぞれの本との関わり方、読書の仕方があってよいはず。決して、ストレ-トに真似ようと思わない方が賢明だ。
本との出会いは、人との出会いでもある。
「人はどう生きるべきか。」
その問いへの自分なりの答えを求めて、そして新たな人との出会いを求めて、これからも読書の旅を楽しみたい。
そんな気持ちにさせてくれる一冊である。

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