♪もう一度、生で聴きたい曲

画像<バッハの「ロ短調ミサ」を唯一の例外とすれば、古今のミサ曲中、最も偉大な作品>

 単に大規模な編成、長い演奏時間(約1時間30分)いうだけでなく、作曲者自身が、この作品の芸術的価値の高さに強い確信をいだいていたことを示すものと、解説書で記されています。
 多くの苦痛に満ちていたといわれるベ-ト-ヴェンの晩年、その時期における創造的な労作は、なんといってもこのミサ・ソレムニスと第九交響曲。年末恒例の第九演奏会にみられるように、一般的な人気は第九ですが、専門家の間では、ミサ・ソレムニスのほうが評価が高いとも言われるゆえんです。

 「心より-ふたたび心に至らんことを」
自筆楽譜の冒頭には作曲者自身によるドイツ語の書き込みがあります。
第九のキ-ワ-ドが「同胞Bruder」と「人間Menschen」だとすれば、
ミサ・ソレムニスは「平和pacem」。
いずれも今なお、重く響く言葉です。       (CDジャケットより)

 私の手元にある、少し日焼けしたミニチュアスコア(375ペ-ジ)の奥書には昭和52年7月20日第一刷発行とあります。まだ歌ったことはありませんので、おそらく、かつて東京でNHK交響楽団による演奏を初めて聴いたのがきっかけで買い求めたものでしょう。
 もし歌うとなれば、高音域の続くテノ-ルにとっては、大変な声量と体力が要求されるかなり難度の高い曲です。
 できれば今一度、心に響くいい演奏を生で聴きたいものです。 
  
                          
 [参 考]
○名曲解説全集 声楽曲Ⅱ  音楽之友社
○ミニチュアスコア:「ベ-ト-ヴェン/ミサ・ソレムニス」音楽之友社           
○CD:朝比奈隆指揮/新日本フィル/晋友会合唱団(合唱指揮:関屋晋)FOCD9045~7 

"♪もう一度、生で聴きたい曲" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント