「フィンランディア」を歌うにあたって~フィンランドといえば・・・
「歌えば懐かしフィンランド民謡」について■「日本に住んでいると、アメリカやイギリスといった国の情報はよく入ってくる。
映画や本を通してアメリカやイギリスがどんな国で、
どんな人たちなのかも想像がついたりする。
ところが、フィンランド、フィンランド人というと情報が少なく、謎に包まれている。」
などと言われがちなフィンランド。
では「フィンランド」といえば、あなたは何を思い浮かべますか。
一つは教育。経済協力開発機構(OECD)による生徒の学力調査(PISA)で、フィンランドの子どもたちがトップの成績を挙げたこと。
今一つは、経済の面で、世界経済フォーラムの国際競争力ランキングで何度も一位に輝いたこと。
(携帯電話ノキア、IT産業などが有名)
そのほかサンタクロ-ス、ム-ミン、キシリト-ル、冬のスポ-ツ、福祉の国、オ-ロラ、森と湖・・・・
■加えて、音楽の好きな方であれば、
シベリウスであり、フィンランディア、そしてフィンランド民謡でしょうか。
「フィンランディア」の作曲は1899年。
当時フィンランドは帝政ロシアの圧政に苦しめられ、独立運動が起こっていた。シベリウスが作曲した当初の曲名は「フィンランドは目覚める」(Suomi herää)で、新聞社主催の歴史劇の伴奏音楽を8曲からなる管弦楽組曲とし、その最終曲を改稿して独立させた物で、帝政ロシア政府はこの曲を演奏禁止処分にしたそうです。
また「フィンランディア賛歌」は1941年に詩人のヴェイッコ・アンテロ・コスケンニエミによって歌詞がつけられ、シベリウス自らが合唱用に編曲された。当時、スタ-リンが支配するソビエト連邦の露骨な侵略により、国家存続の危機にあったフィンランドの人々を奮い立たせるものであり、フィンランドでは現在も国歌(「我等の地」)に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われています。
讃美歌としても、この旋律に詞をつけ歌われています(「やすかれわが心よ」)。
そんなことから、歌詞対訳は、下記のような愛国心の強い勇ましい内容となっています。
♪ おおフィンランドよ、見よ、おまえの朝が明ける
夜の脅威は消え去った
ヒバリは輝く朝を歌う
あたかも空が歌うかのように
夜の力は朝の光によって打ち負かされた
おまえの朝が明ける、祖国よ
おお立ち上がれ、フィンランドよ、高く掲げよ
偉大な記憶の冠が飾るおまえの頭を
おお立ち上がれ、フィンランドよ、おまえは世界に示した
(他国への)隷属を追いやったことを
そしておまえが抑圧に屈しなかったことを
おまえの朝が明ける
(Wkipedia「フィンランディア」より)
上記の本は、今のフィンランド国、フィンランド人を知る上で参考になる一冊です。
機会があれば、ぜひ作曲者シベリウスの伝記も一読を。
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